SUTOUの家

ハイブリッドソーラーハウス
太陽の恵みと暮らす住宅
太陽のエネルギーを暖房と給湯に生かします。
ハイブリッドソーラーハウス
快適の条件

私たちが考える家づくりで大切な6つのこと

夏涼しく冬暖かい、子育て、健康、老後も安心。
快適、頭寒足熱、温度のバリアフリー。
家づくりの目的を満たした、
一年中住み心地に満足できる家。
より良い人生、より良い家、
どちらも健やかに心地よく、
長い時間をかけて楽しみたい。
そんな願いを叶える「陽だまりのような暖かな家」はいかがですか。

1.快適な家づくりのポイント

家の中はいつもいい季節。

いくらデザインが良く、耐震性に優れた家でも、家の中が寒かったり、暑かったり、結露でジメジメするような家は「良い家」とは言えません。
「良い家」の条件は「何のために家を建てるのか」という目的がしっかりと決まっていることが大切であると、ストウ住建は考えます。

四季を通じて50年・100年先も快適に

四季のある日本で、季節を通じて快適に過ごし、子供からお年寄りまで安心して暮らすことができること。そうして過ごす人生の時間が熟していき、世代を超えて住み継げること。日々の暮らしに、そういった「快適」が確保された場所を作るということが「家づくり」の本質であり、その「快適」の満足度を高く、維持するための光熱費などのコストを低く抑えて、維持できる家こそが、明確な目的を持った「良い家」といえるのではないでしょうか。

 

2.快適な家とは

ポイントは温度差

快適な住環境とは、単に暖房をすることによって「暖かい」というものではなく、家全体が隅々まで「ちょうど良い温度」に保たれているものでなければなりません。ポイントになるのは「寒さ」ではなく「温度差」なのです。

家が原因でおこる病気があります

四季のある日本で、季節を通じて快適に過ごし、子供からお年寄りまで安心して暮らすことができること。そうして過ごす人生の時間が熟していき、世代を超えて住み継げること。日々の暮らしに、そういった「快適」が確保された場所を作るということが「家づくり」の本質であり、その「快適」の満足度を高く、維持するための光熱費などのコストを低く抑えて、維持できる家こそが、明確な目的を持った「良い家」といえるのではないでしょうか。

比べてわかる性能の違い

エアコンでの暖房と蓄熱式床暖房の大きな違い。それは、蓄熱式床暖房は、蓄熱した熱をゆっくりと放出するという仕組みの特性から、「ぬくもり」を感じる爽やかな暖房であるということです。床、壁、天井、窓、家具など室内全てを温めることによって、1階・2階、大きな吹き抜けまで、部屋間の温度差がない「温度のバリアフリー」を実現し、ヒートショックのリスクを低減。エアコン暖房とは異なる「頭寒足熱」の快適を実現します。

 

3.蓄熱式床暖房は何がいいの?

快適な温熱環境・優しいぬくもりのある家

30~37℃程度に保たれた地下の蓄熱層によって床面が25~26℃に温められ、その熱が寒い夜から翌朝にかけて、室内にゆっくりと「ぬくもり」を与えることにより、室内温度のバリアフリーを実現。「頭寒足熱」の理想的な「快適空間」を24時間/家全体に確保します。

蓄熱式床暖房のメリット

  1. ①低温輻射熱の床暖房で、上下の温度差もほとんどなく「頭寒足熱」を実現
  2. ②床材にダメージを与える急激な温度・湿度の変化がないので「無垢床材」が使用可能。
  3. ③人体に最も良い遠赤外線によって直接温かさが作られるため「爽やかな暖房」を実現。
  4. ④低温水で足元からほんのり温める蓄熱式床暖房は「不快な温風」がありません。
  5. ⑤高温による床暖房、電気ヒーター方式と比べて「低温火傷」のリスクがほとんどありません。
 

4.「蓄熱床暖房」が快適・健康的なワケ
「エアコン」暖房と何が違うのか

蓄熱床暖房の家(エアコンOFF)

  • 24時間暖かく、エアコン暖房いらず。
  • 高天井や吹抜けでも、足元から暖かい
  • 冬の早朝から室温23℃、朝食の調理も辛くない。
  • 蓄熱式なので、冷めにくい。1日2回数時間の運転で連続運転は不要なので、光熱費を抑えられる。
  • 1階全室、洗面所やトイレも暖かく、部屋間の温度差がほぼないので、ヒートショックはない。
  • 風邪をひくリスク低減で、年間の医療費も安くなる。
  • 輻射熱で暖かくなるので、不快な気流による乾燥感はない。

エアコン暖房の家(エアコンON)

  • エアコンをつけないと暖かくならない。
  • 高天井や吹抜けだと、足元まで暖かくなりにくい。
  • 冬の早朝は凍えながらエアコンをつけ、朝食の調理は辛い。
  • 常にエアコンをつけないと冷めるので、光熱費が高くなる。
  • エアコンをつけていない洗面所、トイレは寒い。部屋間で温度差が大きく、ヒートショックが起きる。
  • 風量で暖かくなるので、不快な気流による乾燥感がある。

5.ハイブリッドソーラーハウス

低燃料コスト・ハイパフォーマンス

季節を問わず24時間、家の中の全ての場所を快適な空間へと整え、「蓄熱式床暖房」を充実のハイスペックで実現するハイブリッドソーラーハウスは、太陽熱で熱媒液を温め循環。悪天候時は補助熱源装置が自動的に作動。暖房不要の時期は水を温め給湯に利用OK!

ソーラー暖房と給湯:4つのポイント

  1. ①太陽熱コレクター(屋根一体型):熱変換効率の高い集熱フィンで熱媒液を暖めます。
  2. ②蓄熱コンクリート:熱伝導率が低い特性熱媒液が太陽熱をしっかりと蓄熱します。
  3. ③補助ボイラー:悪天候時に自動的に運転を開始し、快適な暖房に必要な温度を維持します。
  4. ④貯湯タンク:暖房用蓄熱後や夏季に自動で貯湯。お湯がたっぷり利用できてとても便利です。
 
ハイブリッドソーラーハウス
日射しがあるとき
日射しがないとき
暖房がいらないとき

6.シルクライン蓄熱式床暖房

深夜電力で廉価に床暖房を実現

シルクライン床暖房は蓄熱式床暖房を低コスト・短工期で実現する、低温水式の熱源器を使ったシステムユニットです。廉価な深夜電力を利用して、夜間に温水を作って床下の蓄熱槽に熱を蓄え、家の中をまるごと暖房。

シルクライン蓄熱式床暖房:4つのポイント

  1. ①蓄熱コンクリート:熱伝導率が低い特性熱媒液が太陽熱をしっかりと蓄熱します。
  2. ②ルームコントローラー:曜日ごとの生活のリズムに合わせた暖房と温度調節が可能です。
  3. ③熱源機:火を使わず、室内に暖房器具を置く事がないゼロスペース。全自動運転で安心。
  4. ④循環ポンプ:熱媒液を蓄熱層に循環。万一故障した場合も簡単に修理・交換が可能です。
 

家族が心地良く暮らすために
快適な温熱環境の5つの要素とは

頭寒足熱を実現

エアコンやファンヒーターでは、部屋の上部は暑いほど暖まるのに、足元はなかなか暖まりません。低温輻射熱の床暖房なら吹き抜けのある部屋でも上下の温度差はほとんどありません。

無垢の床材が使える

一定の温度で床下から家全体を優しく暖める蓄熱式床暖房は、床材にダメージを与える急激な温度・湿度の変化がないので、特殊な薬品で固めたような床材ではなく自然な「無垢床材」が使えます。

爽やかな暖房

蓄熱式床暖房では、5月頃の気温と同じ18℃程度の低温でも十分な温感が得られます。これは25~30℃の床面から放射される、人体に最も良い遠赤外線によって直接温かさが作られる為です。

風がない

暖房の温風は気持ちいいものではなく、おまけにアトピーの原因の70%といわれるダニやホコリをまき散らします。低温水で足元からほんのりあたためてくれるこの蓄熱式床暖房なら、通常の暖房のような不快な風はありません。

低温火傷のリスクがない

床板直下を高温のお湯が循環、電気ヒーターなどの方式では、長時間床に接して利用すると低温火傷になる場合がありますが、低温水を利用する蓄熱式床暖房では、そのリスクがほとんどありません。

① ひなたぼっこと同じ床暖房の気持ちよさ

冬の日なたぼっこは、なぜ気持ちいいのでしょうか。それは太陽からの赤外線(ふく射熱)が皮膚の内部に浸透し、人体に熱エネルギーを供給するためです。このときの赤外線は7.5μ以上の長い波長をもつ赤外線であり、ハイブリッドソーラーハウスの床面から放射される遠赤外線(7.0μ以上)とほぼ一致します。
 このような波長の長い遠赤外線は皮膚の下の温点を直接暖めます。人間の皮膚はたんぱく質でできているため熱伝導が悪く、空気を暖める暖房方式では体が温まる前に暑さを感じ、不快になります。

 

② 床暖房は室温のバリアフリー

がんと並んで多くの日本人の死亡原因となっているのが脳卒中です。脳卒中の最大の敵は寒さで、冷え切った廊下やトイレでのヒートショックのために血圧が急上昇し、脳卒中で倒れるケースが大半です。
 足首には血圧を左右する温度センサー(神経)が集中しているといわれ、床面温度を適温に保つ事が重要になっています。これからの住まいは段差をなくすバリアフリーだけではなく、温度差のバリアも解消する時代です。

 

③ もちろん頭寒足熱

空気を暖めるストーブやエアコンなどは、部屋の上部は暑いほどになるのに、足元はなかなか暖まりません。床暖房は空気を暖めるのではなく、ふく射熱によって人体を直接暖める方式ですから、部屋の上下温度の差は、ほとんどありません。リビングに大きな吹き抜けをつくるなら床暖房、といわれるのはこのためです。

 

④ 理想的な快適温度

首都大学東京(旧東京都立大学)の須永教授(※1)らが冬の居室を想定した実験室において、どんな温熱環境が快適かを定量的に測定しました。
その結果、床面は26℃程度、床から120cm(イスに座って頭のあたり)で約22℃が最も多数の人にとって暑くもなく、寒くもない温度(被験者約1,000人)で、頭寒足熱が快適であるという結果が得られました(※2)。
一方、国際基準を策定するISOの研究でも、床面は25℃前後を快適とする人が最も多いという結果が出ており、WHOは健康住宅ガイドラインという明確な基準を設け、高齢者や小さな子供がいる部屋では、膝の高さで22℃以上なければならないとしています。
快適さは個人の好みがあるとは言え、頭寒足熱が健康住宅の目安と言えるのではないでしょうか。

※1 博士(工学)。都立大学大学院建築学専攻博士課程修了。都立大学助手、同助教授を経て06年より
首都大学東京都市環境学部教授。「自然界的建築」の創造と普及に努める。

※2 堀 祐治、伊藤 直明、須永 修通、室 恵子、不均一熱環境における熱的快適感の評価に関する研究。
床面温度が熱的快適性に及ぼす影響と局部温冷感による熱的快適性の予測について。
日本建築学会計画系論文集、No.501、op.37-44、1997年11月。

ISO、WHOガイドライン推奨の理想的な快適床温度と室温を保つ

引用:チリウヒーター株式会社 シルクラインパンフレット