まだまだ蒸し暑い日がありますが、夏から秋へと、季節の変わり目ですね。
だからこそ、室内の換気をしっかり行い、住環境を整えたいものです。
そこで今回は、普段のお掃除では「なかなかやらないであろう箇所」の2点に絞って具体的にお話します。
ついつい放置しがちな箇所ですが、「塵も積もれば山となる」のように、溜め過ぎると後が大変になります。
そうならないように、ご参考になれば幸いです。
以下、我々が普段、お客様にお引渡し時やアフターサービス時にお伝えしている内容をまとめてみました。
① 24時間換気扇
トイレや脱衣室などの壁または天井に設置されています。
家全体が2時間に1回換気できるよう、1階トイレ・脱衣室・2階トイレなどに設置されることが多いです。
この換気扇を掃除しないと放置していくと、プロペラが回転しなくなり、換気機能が低下します。
下はトイレの壁に設置した例です。中のプロペラが回転することで排気しています。
この換気扇を掃除していくのですが、必ずスイッチを切って下さい。
プロペラが回転しているので、カバーを取り外すと危険です。
壁の上部や天井に設置されているので脚立が必要になります。
側面のスイッチをOFFにします。(※機種によります)
スイッチをOFFにしてから、カバーを取り外します。
カバーとプロペラを取り外します。
換気孔のホコリを掃除機で取り除きます。
プロペラも掃除します。トイレなので紙のシケが多いですね。
あとは元に戻せば終わりです。
下の写真は、カバーをシャットアウトした状態です。
台風のような風が強い日にはこのようにシャットアウトします。
風が強いと、スイッチを切ってもプロペラは回転しますし、逆流してホコリが入ってきます。
その逆流を防ぐためにカバーを閉じてシャットアウトします。
② トイレ便座脱臭フィルター
脱臭機能のある便座には「脱臭フィルター」があります。側面から引っ張ると取り出せます。
脱臭フィルターには紙のシケ・ホコリがたくさん付いています。脱臭機能が低下しないよう、ホコリ等を除去する必要があります。
シケ・ホコリは掃除機で吸えば簡単に除去できます。
いずれも目線に入る位置でないので、気にならなくて、放置しがちな箇所です。
しかし、ホコリは溜まるし、換気を考えるとお手入れは必要だと、お分かり頂けたと思います。
ぜひ、半年に1回(季節の変わり目)でもいいので、お掃除をしてみてはいかがでしょうか。