2022年7月29日

【コンセント・スイッチ】一級建築士がオススメする12選-前編

【コンセント・スイッチ】のお話です。

日々の生活において・・・

「ココにもう1個コンセントあればいいのに」、

「このコンセントの位置をずらしたい」、

「スイッチが遠くて不便」、などなど・・・

そんな不満は解消したい、一生に一度の家づくりで後悔したくないものです。

そこで、一級建築士からの目線で、オススメしたい【コンセント・スイッチ】の実例をご紹介します。

 

          【 目 次 】

① ダイニングのフロアコンセント

② 黒板になじむ黒の3連スイッチ

③ 階段下の収納のコンセント2段

④ キッチン・ワークトップ上に横長コンセント2連

⑤ キッチン背面収納に目立たないコンセント

⑥ エアコン上部・天井にコンセント

◆常設モデルハウス見学のご案内

 

① ダイニングのフロアコンセントLINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220728_2

ダイニングテーブル下の床にコンセントを設けると、テーブル上でホットプレートなどを使う時に便利です。

写真のように、赤ちゃん用の電動ゆりかごのコードをつなぐこともできます。

壁付けのコンセントだと、コードが窓際の通路を横断し邪魔になりがちです。

フロアコンセントはコードを最小限にでき、安全で、見た目もスッキリします。

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220728_0

差し込み口は2箇所あります。

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220728_1

フロアコンセントの枠は杉の床板とフラットなので見た目がスッキリし、足をひっかけず安全な納まりです。

【テラダ/フロアコンセント/シルバーメタリック】を採用しました。

② 黒板になじむ黒の3連スイッチ

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220727_17

黒板の壁になじむ黒いスイッチです。

間取り上、他の白い壁(漆喰塗り)では遠く使いづらいため、黒板の中にスイッチを取り込んだ例です。

スイッチは室の入り口や照明の近くにあって、「使いやすいことが前提」です。

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220727_4

黒板の壁に黒いスイッチにすれば、美観上も問題ありませんね。

しかも、縦に3連タイプなのでスッキリします。

【パナソニック/SO -STYLE/マットブラック】を採用しました。

③ 階段下の収納のコンセント2段

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220727_1

階段下を収納にし、有効活用しています。

建具のないオープンな収納には、棚板を取付け、

上:ブルーレイレコーダー

下:ルンバ(掃除ロボット)

のスペースを設けています。

いずれも電気製品なのでコンセントが必要です。

ブルーレイレコーダーを階段下に収納すると、TVボードが不要で、リビングを広く使えます。

ルンバを階段下に収納すれば、LDKが雑多になりません。

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220727_0

デッキやルンバの寸法に合わせて計画すればコンパクトに収納でき、存在感をなくせます。

④ キッチン・ワークトップ上に横長コンセント2連

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220727_3

キッチンで調理する際、ハンドミキサーを使ったり、スマホを充電したりするのに必要なコンセントです。

足元のコンセントからコードを出していては使いにくいし、引っ掛ける恐れがあり危険です。

ワークトップの中央から差し込みできると、使いやすいです。

コンセントの位置は、水はねを考慮してワークトップから少し上げた方が望ましいです。

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220727_2

通常のコンセントを90度回転して、取付けても使えますが、印象がかなり違います。

しかも、差し込むときに意識してプラグの向きを変えるので、地味に不便だと思います。

横長(横並び差し込み口2連)のコンセントにすると、差し込みやすく、見た目もスッキリします。

【パナソニック/Sプレート】を採用しました。

⑤ キッチン背面収納に目立たないコンセント

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220727_7

カップボード(キッチン背面収納)のコンセントは3箇所(差し込み:2点×3箇所=6点)、目立たないよう等間隔に配置しました。

電気ケトル、コーヒーメーカー、アレクサ、オーブン、炊飯器と電気製品が5点並ぶことを想定しました。

これらの家電はほぼ固定の位置になるので、通常のコンセントで配置を工夫して存在感をなくしてみました。

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220727_6

横長コンセントより、コードのもたつきは解消できます。

コンセントとコードの存在感をできるだけなくすと、雑多になりません。

⑥ エアコン上部・天井にコンセント

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220727_15

エアコンのコンセントは天井に取り付けるとスッキリします。

エアコンから出るコードを極力短くできるからです。

写真の例だと、エアコンの周りが窓とタイルの壁なので、天井コンセントが合理的です。

将来エアコンを取り付ける予定の子供室には、あらかじめ天井にエアコン用コンセントを取り付けました。

LINE_ALBUM_インスタ用_家の写真_220727_12

後から配線工事をし、コンセントを取付るのは、一部解体をするなど、コストがかかります。

将来のことも見据えた、【配管・配線・コンセントの取り付け】をオススメします。

以上、6つの【スイッチ・コンセント】実例は家づくりにおいて参考になるかと思います。

※ さらに、後編でも6つの【スイッチ・コンセント】実例をご紹介します。

ストウ住建では、一級建築士が【照明・コンセント・スイッチ】の電気設備工事のお打合せをします。

(小さい工務店ですが、一級建築士が3人います。)

しかも、工事が始まって早い段階で、現場にてお客様の立ち合いのもとでします。

躯体(柱などの骨組)工事の最中の早い段階だと、部屋のスケール感、間取りのイメージが3次元で分かりやすいです。

2次元の図面上では、なかなか最適な配置等を検討するには、厳しいものがあります。

現場打合せをもって、お客様のご要望に柔軟に対応し、満足度の高い電気設備プランを提案します。

注文住宅だからこそ、お客様のライフスタイルに合わせたものをご提供できます。

【スイッチ・コンセント】についてご興味のある方は、ぜひ参考にしてください。

また常設モデルハウスが2棟、南矢三町八万町内浜にあります。

sutouA4_220706ol_omote

sutouA4_220706ol_ura

2棟とも【照明・スイッチ・コンセント】にはこだわり、合理的で使いやすい仕様になっております。

常設モデルハウスは随時見学できます。(※見学は予約制)

ホームページお問合せフォーム、または電話でご予約下さいませ。