2024年2月9日

【床の補修もDIY】無垢の杉床板をオススメする理由

「床材」についてのお話です。

弊社では、新築・リフォームで推奨している床材は、「杉」です。

それも「無垢、無塗装」の「杉」です。

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「突板」や「シート張り」のフローリングは削ると、下地の合板がでてきます。

(ミルフィーユみたいに層状になっているからです。)

一方、無垢は削っても同じ木のままです。

しかも、無塗装なので、削っても塗膜の剥がれもありません。

サクラやオークなどの「堅い」木は毛羽立つので、塗装品か現場で塗装するのが通常です。

しかし、杉は「柔らかい」ので、無塗装でも毛羽立ちがありません。

塗装しない方が、表面温度が高く、足元がヒンヤリしないのでオススメしています。

ただ、杉で無垢無塗装は・・・

「シミができる、傷がつきやすい」といった声が多く・・・

敬遠される方がいらっしゃいます。

そこで、逆にお手入れしやすく補修やすいことをお伝えし、

無垢無塗装の杉をオススメしたいと思います。

 

【無垢無塗装の床板の補修】

用意するものは以下の3点です。

①アイロン

②霧吹き

③キッチンペーパー

どのご家庭でもある道具なので、気軽に補修できますね。

↓このように、傷凹みのある箇所を補修していきます。

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↑スマホケース上の傷を補修します。

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傷がある箇所にキッチンペーパーを置き、霧吹きで湿らせます。

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キッチンペーパーが乾くまでアイロンをかけます。

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キッチンペーパーが茶色くなりますが、板の表面に塗装をしていないので、色が乗り移ったのではありません。

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乾いたキッチンペーパーをめくると・・・

凹んだ傷は膨張し、ほぼ分からなくなりました。

キッチンペーパーの跡の染みは水拭きで伸ばすと馴染んで消えます。

水拭きは無垢なので、目地に入っても全然かまいません。

フローリングだと、目地や、小傷に水が入ると経年変化でシートがめくれる可能性があります。

一方、無垢材はその心配がないので扱いやすいと思います。

 

あと、杉は他の木材に比べて安価でもあります。

ヒノキやアカシアやオークやサクラに比べても安価です。

弊社では、熊本県産の小国杉をまとめ買いしているので、他社より安価です。

阿蘇の地熱で低温乾燥させた杉は油分が多く、しっとりしています。

また、赤身と白身の差が少ないので見映えもいいです。

補修のしやすさも合わせて、扱いやすい床材なので、「無垢無塗装の杉」はオススメです。

「無垢無塗装の杉」、熊本県産の小国杉を体感したい方はぜひ、モデルハウスへお越し下さいませ。

床の補修も生で実演できます。

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