こんにちは。
台風も無事それましたが暑さがまだ残っております。
鳴門の新築現場は、台風養生のため足場のシートを畳んでおいたので外はこんな感じです。
外壁も近々貼るようになっております。
さて、内部の方は断熱工事にとりかかっております。
先日搬入しました断熱材セルローズファイバーですが、
このように機械で撹拌、粉々にしております。
セルローズファイバーの原料は新聞紙や古紙にホウ酸を混ぜたものでございます。
優れた断熱、防音、調湿、防虫、防燃性能がある断熱材です。※詳細はこちらをご覧下さい。
弊社で使用するセルローズファイバーは、でん粉のりが混ざったもので湿式工法に対応したものです。
湿式工法とは断熱材と水(ホース先端から霧状に噴射します。)を同時に噴射することにより壁などに吹き付けていく工法のことです。
撹拌したセルローズファイバーは機械からホース先端に吹き出てきます。
こんな感じで壁に吹き付けていきます。
湿式工法は難しく、断熱材と水の塩梅や吹く人の腕が重要です。
ストウ住建は外注せず、棟梁の村岡さんが吹いております。
下から上に吹き付けていきます。
余分に下に落ちた断熱材は機械に戻し再利用します。
筋交いや換気スリーブ、換気ダクトなどの障害物の隅々まで断熱が行きわたるので
家の断熱性能が高まり結露の予防にもなります。
吹き終わるとローラーで柱面まで削っていきます。
壁の断熱工事完了です。断熱材は水分を含んでおりますので十分に乾かしてから耐火ボードを貼るようにしております。
次回は床、屋根裏の断熱をご紹介します。
須藤