2022年8月19日

【コンセント・スイッチ】一級建築士がオススメする12選-後編

【コンセント・スイッチ】のお話の後編です。

※前編はこちらからご覧ください。)

日々の生活において・・・

「ココにもう1個コンセントあればいいのに」、

「このコンセントの位置をずらしたい」、

「スイッチが遠くて不便」、などなど・・・

そんな不満は解消したい、一生に一度の家づくりで後悔したくないものです。

そこで、一級建築士からの目線で、オススメしたい【コンセント・スイッチ】の実例をご紹介します。

 

          【 目 次 】

⑦ 2階吹抜けに面する壁にコンセント

⑧ 階段の中間にコンセント

⑨ 机の上に横長コンセント3連

⑩ リビング角・壁掛けTV横にコンセント

⑪ 玄関土間・土間収納のコンセント・スイッチ

⑫ 3連スイッチとコンセントを上下そろえる

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⑦ 2階吹抜けに面する壁にコンセント

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吹抜けに面したファミリースペースの壁にコンセントを設けた例です。

ディスプレイを楽しめる本棚があれば、その他にオシャレなフロアライトやクリスマスツリーなども飾りたくなります。

写真のようにスピーカーを設置すれば、家中に響き渡って面白いものです。

レンガタイル(分厚く凸凹のある)張りの壁にコンセントを取り付ける場合は、「一手間・工夫」が必要になります。

なぜならば、凸凹のあるタイルの上ではコンセントを垂直に取り付けできないからです。

コンセントが斜めにこけ、浮いたようでは、不安定で不細工です。

そこで、タイルの厚み25mm程度を考慮して垂直な下地(合板など)をふかします。

※前編の方でお話したようなキッチンの壁はタイルですが、表面がフラット・均一なので、このような「一手間・工夫」は不要でした。

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⑧ 階段の中間にコンセント

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階段の中間点にコンセントがあると、フットライトを取付けて足元を照らすことができます。

「階段室全体を照らす照明は明る過ぎるが、段差がわかるくらいの照明は欲しい」という場合などに利用します。

また、高齢者になれば、足元がふらつき危ないので、フットライトを追加することも考えられます。

コードレスタイプの掃除機が普及し、階段にコンセントがなくても不便ではなくなりました。

しかし、家族の暮らし方の変化に伴って柔軟に対応できるよう、コンセントを設けておく方が望ましいと思います。

⑨ 机の上に横長コンセント3連

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スマホ、パソコン、イヤホンなど充電したいデバイスが多く、コードが散らかりがちです。

机の上に横3連並びコンセントを設ければ、コードをショートカットでき、抜き差しも簡単です。

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ドレッサーにも横長コンセントを設けると、ミラーなどのコードも最短で差し込みできます。

机のセンターラインにコンセントを設けると、ミラーで存在感がなくなります。

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このように、寝室に配置する机をあらかじめ決めておけば、机に合わせてコンセントを計画できます。

家具に合わせたコンセント配置計画をすると、「延長コードを使ってコードの存在感が大きくなる」といったこともなく、部屋をスッキリさせることができます。

【パナソニック/Sプレート】を採用しました。

⑩ リビング角・壁掛けTV横にコンセント

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ブルーレイレコーダー以外に、TVには接続するものがあったりします。

TVの近くにコンセントを設けると、AmazonのFireTVスティックなども最短で接続できます。

また、点灯するクリスマスツリーなどを飾る際、リビングの角にコンセントがあれば配置しやすいです。

⑪ 玄関土間・土間収納のコンセント・スイッチ

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玄関ドアの近くにスイッチがると、帰宅してすぐに照明をONできます。センサー付きにできないタイプの照明だと、スイッチが近くに必要です。

また、このスイッチは「3路スイッチ」でして、玄関ホール(上足ゾーン)のスイッチからもON/OFFできるます。

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玄関ドア近くの(下足ゾーン)と玄関ホール(上足ゾーン)の両方からON/OFFできるようにするのがポイントです。

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スイッチはレトロなパナソニックのタンブラスイッチを採用しました。

ホーローパネルと出っ張りのあるスイッチがクラシックで、インダストリアルな雰囲気と相性いいです。

また、玄関ドア付近にコンセントがあると、夏では蚊よけのアースノーマットを据え置きできます。

主に玄関ドアから蚊が侵入してくるので、効果はあります。

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土間収納にもコンセントを設けると、DIYなどで使う電動工具の充電ができて便利です。

特に、「殺虫ラケット」などの充電は小さい子供が触ると危なく、室内では不衛生なので、土間内で完結したいものです。

玄関のような目につきやすい所で充電するよりは、土間収納で充電する方が望ましいと思います。

⑫ 3連スイッチとコンセントを上下そろえる

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壁にスイッチとコンセントを設ける場合は、上下をそろえて配置すると整います。

特に廊下や階段に面した壁には上下そろっていないと、目につきやすいです。

「当たり前」と言えばそれまでですが、平面図だけで検討すると、そこまで配慮できない恐れがあります。

また、木造の場合、筋違が斜めにつく壁があるので、それも検討する必要があります。

これらを踏まえ、現場で確認したり、展開図のスケッチを描いたりすると、イメージがつき、わかりやすいです。

スイッチはレトロなパナソニックのタンブラスイッチを採用しました。

以上、6つの【スイッチ・コンセント】実例は家づくりにおいて参考になるかと思います。

※ さらに、前編でも6つの【スイッチ・コンセント】実例をご紹介していす。

ストウ住建では、一級建築士が【照明・コンセント・スイッチ】の電気設備工事のお打合せをします。

(小さい工務店ですが、一級建築士が3人います。)

しかも、工事が始まって早い段階で、現場にてお客様の立ち合いのもとでします。

躯体(柱などの骨組)工事の最中の早い段階だと、部屋のスケール感、間取りのイメージが3次元で分かりやすいです。

2次元の図面上では、なかなか最適な配置等を検討するには、厳しいものがあります。

現場打合せをもって、お客様のご要望に柔軟に対応し、満足度の高い電気設備プランを提案します。

また、常設モデルハウスが2棟、南矢三町八万町内浜にあります。

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2棟とも【照明・スイッチ・コンセント】にはこだわり、合理的で使いやすい仕様になっております。

常設モデルハウスは随時見学できます。(※見学は予約制)

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