こんにちは。
モデルハウスの続きです。
土台は腐りにくい米ヒバを使用しております。弊社では材木が長持ちするように集成材を使わず無垢材を使用します。
柱は国産の桧を使用します。梁材も羽柄材もすべて無垢材を使用しております。
1階の梁には五番目に小梁も入れます。
さらにその上から28ミリの構造用合板を指定の釘で指定のピッチで打って貼ります。
合板を貼ると横揺れの地震に有利になります。
3階小屋裏収納があるので2階同様に床合板を貼ります。1日目はこれで終了です。
そして2日目は棟上げです。
椎野宮八幡神社さんに上棟式を執り行っていただきました。
棟札も作っていただきました。
棟梁に棟からお神酒をかけて頂きました。
屋根は見付けを薄く見せるように昇り梁を組み、3階小屋裏収納の空間も確保できるようにしています。
外に面する貫通ボルトは結露防止にウレタン断熱します。
耐震金物と外回りの耐震パネルを貼り終わると役所からの中間検査、日本住宅検査機構の躯体検査を受けます。
モデルハウスは構造計算で耐震等級3を取得しています。
外回りが囲えますと、自社でシロアリ対策にホウ酸水溶液を噴霧します。
一般的にはシロアリ、防蟻処理として業者さんが合成殺虫剤を現場施工しますが、5年程度で揮発してしまうので効果は減少します。
EU諸国やアメリカ、オーストラリアでは日本で使用している合成殺虫剤の使用は禁止されており、ホウ酸処理が9割を超えています。ホウ酸は天然鉱物で出来ているので噴霧すると木材に結晶として付着し、半永久的に効果が残ります。昆虫類にのみ効果があり哺乳類には無害です。
屋根裏から2階柱梁、1階柱梁土台とすべての材木に噴霧します。
防蟻処理が終わりましたら窓サッシの取付です。
吹抜け部分の窓です。北向きですが窓面積が大きいので1階も2階もかなり明かるいです。