SUTOUの家

家の性能への想い。

1.昔の人は「家は夏を旨とする」と言っていましたが、家族の健康のことを考えると=人間は体温をある程度保っていなければ病気になりやすいので、冬暖かいということが重要となります。暖かくなる家は健康を維持できる家ということです。(寒くても服を着込んで生活すれば良いという人も居ますが、吸ったりはいたりする室内の空気が冷えたままだから、寝ている間に風邪をひいたりするのです)

2.調湿性能が悪い家も良くないです。湿気やカビでダニが発生してそれを吸ってしまうと子供にも影響してしまう。そういう家はつくりたくありません。

3.快適な家というのは、暖かい家。結露のない家。次にカビ・ダニのない家。これが家もご家族の健康をも長持ちさせる家に繋がるのです。だから、自然の素材の家を建てる。化学物質の断熱材は、透湿・調湿性能が劣っています。グラスウールもロックウールも断熱性能は良いかもしれないが、壁体内結露を起こしてしまったり、燃えた時に有害物質を出してしまう。だからセルローズファイバーを使っています。羊の毛の断熱材(ウールブレス)も良いかもしれませんが遮音性能が劣っています。

4.1階と2階の音が響く家も快適な家とはいえません。断熱材ひとつでもなにが良いのか考える。そういった組み合わせで快適な家=心まで暖かくする家を構築していく。ストウ住建は欲張りです。快適性・健康・結露・透湿・防音・遮音・地震対策・火災・防犯・デザイン、どれも軽視することなく、全て、心まで暖かくする家づくりに向けて取り組んでいます。

デザインへの想い。

5.昔の家の形状は、軒が深く、日射しが防げるという日本の気候にあったかたちをしていましが、最近は庇などもなくなってきていて。いたずらに窓を大きくしたりしている家が目立っています。お客さんのご要望を聞いてのことだと思いますが、地震のことを考えると不安を感じる家もあります。

6.ストウ住建は、常に、間取りと機能を融合させたデザインを考えています。
 デザインはお客様の育った環境と、今まで見てきたものが頭の中にありますので、押し付けることはしないで、それを引き出すようにしています。(人によっては押し付けてほしいという人もいます。そういったときは任せてもらっています。)

7.間取りは、出来るだけ廊下をつくらないようにしています。昔の日本の家がそうだったように(実は欧米の家もそうです)、どーんと広ろいホール(リビングダイニング)を通じて部屋に入っていくようなプランをしています。家に入ったら廊下があって、右が和室、左が洋室みたいに小まめに仕切られた家は、ハウスメーカーがつくったプランです。仕切った部屋の中でストーブを焚いて、だから部屋の温度差でヒートショックなどが起こってしまう。仕切りの多い家は部屋によって温度が変わってしまうから。仕切りたいときには自由に仕切れるように、引き戸、襖、障子を上手に取り入れた間仕切りのないプランをお勧めしています。

チームワークへの想い。

8.良い家づくりのカギは職人さんたちが握っています。コダワリの家はコダワリの職人さんでなければつくれません。私たちがいくら良い仕事しようと思っても職人さんが居なかったらつくれないのです。

9.すぐ来てほしいと言えば来てくれる職人さん、見学会の時に協力してくれる職人さん、20工種一斉の検査への協力も本当に感謝しています。

10.年に1度の安全大会のときは、職人さんたちに感謝の気持ちを伝えています。
いつもコダワリの職人さんたちと、自分の仕事に誇りをもって、チーム一丸となって良い仕事をしようと言っています。